駆逐艦【楡/Nire】竣工:1920年3月31日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『楡』

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦【栗/Kuri】 ※画像は同型艦『栗』

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『楡/にれ』は、樅型駆逐艦の3番艦。艦名のとは、ニレ科ニレ属の植物の総称を意味している。同名の駆逐艦が他に存在するが、こちらは初代である。第一次上海事変で活動後、1940年2月1日に除籍。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では海軍航海学校付属の練習船として使用された。また、戦争末期には第一泊浦と改称され、横須賀突撃隊の母艦として活躍した。

日本海軍:駆逐艦『楡』の性能

駆逐艦 楡は1919年9月5日に呉海軍工廠にて起工、1920年3月31日に竣工した。主機は三菱パーソンズ式オールギアードタービン2基を搭載。主砲は、日露戦争までの主力艦載速射砲を国産化し改良を加えた45口径三年式12cm砲を採用した。 ■全長:88.39m ■全幅:7.93m ■乗員:110人 ■排水量:850t ■巡航能力 □速力:36.0kt □航続距離:5,556km(14kt) ■戦時最終兵装 □45口径三年式12cm単装砲:3門 □三年式6.5mm単装機銃:2挺 □六年式53cm連装水上発射管:2基 □魚雷:8本

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