大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『春風』
大日本帝国海軍の一等駆逐艦『春風/はるかぜ』は、2代目神風型駆逐艦の3番艦。艦名の春風は"春吹く風"を意味し、海上自衛隊はるかぜ型護衛艦の1番艦『はるかぜ』にも継承された。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)ではバタビア沖海戦に参加、その後は船団護衛に従事した。終戦後は京都府京丹後市の竹野港で防波堤として利用された。
大日本帝国海軍の一等駆逐艦『春風/はるかぜ』は、2代目神風型駆逐艦の3番艦。艦名の春風は"春吹く風"を意味し、海上自衛隊はるかぜ型護衛艦の1番艦『はるかぜ』にも継承された。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)ではバタビア沖海戦に参加、その後は船団護衛に従事した。終戦後は京都府京丹後市の竹野港で防波堤として利用された。
駆逐艦春風は1922年5月16日に舞鶴要港部工作部にて起工、1923年5月31日に竣工した。ただし竣工当時の艦名は第五駆逐艦だった。主機は三菱パーソンズ式オールギアードタービン2基を搭載。主砲は日露戦争時の主力艦載速射砲を改良した45口径三年式12cm砲を採用した。 ■全長:102.6m ■全幅:9.2m ■乗員:154名 ■排水量:1,270t ■巡航能力 □速力:37.3kt □航続距離:6,667km(14kt) ■戦時最終兵装 □45口径三年式12cm単装砲:2門 □一〇年式53cm連装水上発射管:2基 □六年式魚雷:8本
『春風』が参加した海戦 | |
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バタビア沖海戦 | 蘭印作戦を成功に導いた海戦! |