駆逐艦【澤風/Sawakaze】竣工:1920年3月16日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『澤風』

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦【澤風/Sawakaze】

大日本帝国海軍の一等駆逐艦『澤風/さわかぜ』は、峯風型駆逐艦の2番艦。艦名の澤風は"澤に吹く風"を意味している。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では対潜掃討や船団護衛に従事し、無傷のまま終戦を迎えた。その後、『澤風』の船体は福島県の小名浜港防波堤として利用されたという。

日本海軍:駆逐艦『澤風』の性能

駆逐艦澤風は1918年1月7日に三菱造船株式会社長崎造船所にて起工、1920年3月16日に竣工した。主機はパーソンズ式オールギアードタービン2基を搭載。主砲は日露戦争時の主力艦載速射砲を改良した45口径三年式12cm砲を採用、単装4門を装備した。 1944年、海軍対潜学校練習艦となり、澤風は対潜実験艦へと改造される。このとき、主砲は4番砲塔のみを残し撤去され、1番砲塔跡に対潜迫撃砲である15cm9連装対潜噴進砲を装備した。 ■全長:102.6m ■全幅:8.92m ■乗員:154名 ■排水量:1,345t ■巡航能力 □速力:39.0kt □航続距離:6,667km(14kt) ■戦時最終兵装 □45口径三年式12cm単装砲:1門 □15cm9連装対潜噴進砲:1基 □九六式25mm3連装機銃:4基 □九六式25mm単装機銃:4挺 □爆雷:36個 ■レーダー □仮称2号電波探信儀2型:2基

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