大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『綾波』
大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『綾波/あやなみ』は、吹雪型駆逐艦の11番艦。ただし改良艦であるため、特型II型駆逐艦(綾波型)とも呼ばれる。艦名の綾波は、重なりあって寄せる波を意味し、海上自衛隊あやなみ型護衛艦の1番艦『あやなみ』にも受け継がれた。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では緒戦で活躍したが、第三次ソロモン海戦にてアメリカ艦隊の集中砲火を受け沈没した。
大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『綾波/あやなみ』は、吹雪型駆逐艦の11番艦。ただし改良艦であるため、特型II型駆逐艦(綾波型)とも呼ばれる。艦名の綾波は、重なりあって寄せる波を意味し、海上自衛隊あやなみ型護衛艦の1番艦『あやなみ』にも受け継がれた。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では緒戦で活躍したが、第三次ソロモン海戦にてアメリカ艦隊の集中砲火を受け沈没した。
駆逐艦綾波は1928年1月20日に藤永田造船所にて起工、1930年4月30日に竣工した。主機は純国産の艦本式タービン2基を搭載。主砲は、荒天時にも対応可能な全周囲シールドを備え最大仰角を75度へ引き上げた50口径三年式12.7cmB型平射砲を採用した。魚雷発射管は前艦型同様、一二年式61cm水上発射管を装備したが、魚雷は1935年頃から九〇式に更新された。 綾波は艦橋構造物が大型化したほか、ボイラー室吸気口をお椀型にするなど設計上の変更があったことから、吹雪型駆逐艦の分類においてⅡ型と呼ばれた。 ■全長:118.5m ■全幅:10.36m ■乗員:219人 ■排水量:1,980t ■巡航能力 □速力:38.0kt □航続距離:9,260km(14kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式12.7cmB型連装砲:3基 □九三式13mm単装機銃:2挺 □一二年式61cm3連装水上発射管:3基 □九〇式魚雷
『綾波』が参加した海戦 | |
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ミッドウェー海戦 | 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦! |
第二次ソロモン海戦 | 終わりなきソロモンの攻防 |
第三次ソロモン海戦 | 船の墓場と化すソロモン |