駆逐艦【神風/Kamikaze】竣工:1922年12月28日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『神風』

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦【神風/Kamikaze】

大日本帝国海軍の一等駆逐艦『神風/かみかぜ』は、2代目神風型駆逐艦の1番艦。艦名の神風は神道用語で"神がかった強力な風"を意味する。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では主に哨戒や海上護衛に従事。末期にはペナン沖海戦を戦い、さらにアメリカ海軍潜水艦『ホークビル』との壮絶な一騎討ちを繰り広げた。無傷の状態で終戦を迎え、その後は復員輸送に従事した。

日本海軍:駆逐艦『神風』の性能

駆逐艦神風は1921年12月15日に三菱長崎造船所にて起工、1922年12月28日に竣工した。ただし竣工当時の艦名は第一駆逐艦だった。主機は三菱パーソンズ式オールギアードタービン2基を搭載。主砲は日露戦争時の主力艦載速射砲を改良した45口径三年式12cm砲を採用した。 ■全長:102.6m ■全幅:8.92m ■乗員:154名 ■排水量:1,345t ■巡航能力 □速力:39.0kt □航続距離:6,667km(14kt) ■戦時最終兵装 □45口径三年式12cm単装砲:3門 □九六式25mm連装機銃:4基 □九六式25mm単装機銃:2挺 □毘式40mm連装機銃 □一〇年式53cm連装水上発射管:2基 □六年式魚雷:8本 □爆雷:18個 ■レーダー □仮称2号電波探信儀2型 □電波探知機 ■ソナー □水中探信儀

『神風』が参加した海戦
ペナン沖海戦 人知れず戦い抜いた満身創痍の船がいた

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