駆逐艦【巻雲/Makigumo】竣工:1942年3月14日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『巻雲』

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦【巻雲/Makigumo】

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『巻雲/まきぐも』は、夕雲型駆逐艦の2番艦。艦名の巻雲は、繊維状に散らばった白い雲を意味する。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では第10駆逐隊に所属し、数々の作戦や海戦に参加した。1943年2月1日、エスペランス岬沖で機雷に接触、航行不能となり、駆逐艦『夕雲』によって雷撃処分された。

日本海軍:駆逐艦『巻雲』の性能

駆逐艦巻雲は1940年12月23日に藤永田造船所にて起工、1942年3月14日に竣工した。日本海軍の艦隊決戦型駆逐艦の集大成である夕雲型は、甲型駆逐艦とも呼ばれていた。 主機は純国産の艦本式タービン2基を搭載。主砲は、最大仰角75度で高角射撃も可能なほか、荒天時にも対応可能な全周囲シールドを備えた50口径三年式12.7cmD型連装砲を採用した。また、主砲での対空射撃に必要な二式距離苗頭盤も装備した。水雷兵装は九二式61cm2型4連装水上発射管を装備。竣工時より九三式魚雷(酸素魚雷)を搭載した。 ■全長:119.3m ■全幅:10.8m ■乗員:225名 ■排水量:2,772t ■巡航能力 □速力:35.0kt □航続距離:9,260km(18kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式12.7cmD型連装砲:3基 □九六式25mm連装機銃:2基 □九二式61cm2型4連装水上発射管:2基 □九三式1型改Ⅱ魚雷:16本 □九四式爆雷投射機:1基 □九五式改Ⅰ爆雷:36個 ■ソナー □九三式水中聴音機

『巻雲』が参加した海戦
ミッドウェー海戦 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦!
第二次ソロモン海戦 終わりなきソロモンの攻防
南太平洋海戦 米軍いわく「史上最悪の海軍記念日」
ケ号作戦・壱 米軍を騙しつつガダルカナル島撤退

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