駆逐艦【霜月/Shimotsuki】竣工:1944年3月31日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『霜月』

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦【霜月/Shimotsuki】

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『霜月/しもつき』は、秋月型駆逐艦の7番艦。艦名の霜月は、"霜の降りた夜の冷たく澄んだ月"を意味する。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、主に海上護衛や輸送任務に従事した。1944年11月25日、ボルネオ島のブルネイ湾へ向かう途中、アメリカ海軍潜水艦『カヴァラ』の雷撃を受け沈没。

日本海軍:駆逐艦『霜月』の性能

駆逐艦霜月は1942年7月6日に三菱重工業長崎造船所にて起工、1944年3月31日に竣工した。秋月型は日本海軍唯一の防空駆逐艦の艦級であり、乙型駆逐艦とも呼ばれていた。 主機は純国産の艦本式タービン2基を搭載。主砲は、砲身が長く高初速・長射程の65口径九八式10cmA型連装高角砲を採用し、九四式高射装置と組み合わせて使用された。魚雷兵装は搭載しない計画であったが改められ、九二式61cm4型4連装水上発射管を装備し九三式魚雷(酸素魚雷)を搭載した。 霜月は大型対空レーダーである21号電探を竣工時から装備していたが、戦争中期以降に13号電探も装備し、対空機銃も大幅に増強したことで防空駆逐艦としてさらに対空戦闘能力が向上した。 ■全長:134.2m ■全幅:11.6m ■乗員:323名 ■排水量:3,888t ■巡航能力 □速力:33.0kt □航続距離:14,816km(18kt) ■戦時最終兵装 □65口径九八式10cmA型連装高角砲:4基 □九六式25mm3連装機銃:5基 □九六式25mm単装機銃:14挺 □九二式61cm4型4連装水上発射管:1基 □九三式魚雷:8本 □九四式爆雷投射機:2基 □九五式爆雷:54個 ■レーダー □二式2号電波探信儀1型:1基 □三式1号電波探信儀3型:1基 ■ソナー □九三式3型水中探信儀:1基 □九三式水中聴音機:1基

『霜月』が参加した海戦
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