駆逐艦【雪風/Yukikaze】竣工:1940年1月20日
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大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『雪風』

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦【雪風/Yukikaze】

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『雪風』は、一等駆逐艦陽炎型の8番艦として、1938年に佐世保で起工、1940年に竣工した。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、多数の海戦を闘い抜いた歴戦の駆逐艦となり、"呉の雪風、佐世保の時雨"と称された。

動画:双葉社3DCG「奇跡の幸運艦 雪風」

超高性能の新鋭駆逐艦『雪風』

■全長:118.5m ■全幅:10.8m ■乗員:239名 ■排水量:2,752t ■巡航能力 □速力:35.5kt □航続距離:9,260km ■兵装 □50口径12.7cm連装砲2基 □96式25mm三連装機銃5基 □96式25mm単装機銃14基 □92式61cm四連装魚雷発射管2基 □93式魚雷16本 □94式爆雷投射機1基 □爆雷投下軌条2基 雪風を含む陽炎型駆逐艦は武装に関しては吹雪型と同等以上、速度と航続距離は朝潮型を上回る性能を期待されていたが、全ての要件を満たすと艦の大型化と機関強化が必要になると試算されたことで、速度に関しては35ノットに妥協することとなった。 こうして完成した雪風は新鋭駆逐艦として第一線へと投入され、数多くの海戦で活躍することになる。

終戦まで生き永らえた奇跡の駆逐艦

雪風は、白露型駆逐艦・朝潮型駆逐艦・陽炎型駆逐艦・夕雲型駆逐艦・丙型島風など、大日本帝国海軍連合艦隊の主力駆逐艦約60隻の中で、唯一終戦まで生き残った駆逐艦である。 スラバヤ沖海戦をはじめとした主要な海戦に計16回以上も参加した雪風は、ついに終戦まで一度も大きな損傷を受けることなく、且つそれぞれの海戦で戦果も上げている。 最も熾烈だった坊ノ岬沖海戦では約400機のアメリカ軍航空機による猛攻を受けたが、雪風は艦長自身が艦橋の窓から首を出して定規で爆弾の軌跡を読み、航海長の左右の肩を蹴飛ばして舵を命じることで、ほぼ無傷で戦いを切り抜けることができた。 佐世保へ帰還後に行われた船体の調査で、実は米軍のロケット弾が命中していたことが判明したが、被弾箇所が幸運にも食糧庫だったため信管が作動せず爆発しなかったとされている。 終戦後は特別輸送艦として全ての武装が取り外されたうえで復員輸送に従事し、数多くの兵士を祖国へと送り届けた。

『雪風』が参加した海戦
スラバヤ沖海戦 太平洋戦争初の大規模艦隊戦!
ミッドウェー海戦 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦!
南太平洋海戦 米軍いわく「史上最悪の海軍記念日」
第三次ソロモン海戦 船の墓場と化すソロモン
ケ号作戦・壱 米軍を騙しつつガダルカナル島撤退
ビスマルク海海戦 "ダンピール海峡の悲劇"果たされた約束
コロンバンガラ島沖海戦 鬼神のごとき『神通』の闘志
レイテ沖海戦 全艦出撃!さらば連合艦隊
坊ノ岬沖海戦 連合艦隊旗艦『大和』の最期

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