駆逐艦【不知火/Shiranui】竣工:1939年12月20日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『不知火』

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦【不知火/Shiranui】

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『不知火/しらぬい』は、陽炎型駆逐艦の2番艦。ただし『陽炎』沈没以降は、書類上は不知火型駆逐艦となった。艦名の不知火は、"夜間の海上に多くの光が点在しゆらめいて見える現象"を意味する。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、数々の作戦や海戦に参加した。1944年10月27日、フィリピン諸島シブヤン海にて、アメリカ海軍空母艦載機の攻撃を受け沈没。

日本海軍:駆逐艦『不知火』の性能

駆逐艦不知火は1937年8月30日に浦賀船渠にて起工、1939年12月20日に竣工した。日本海軍の艦隊決戦型駆逐艦の集大成である陽炎型は、甲型駆逐艦とも呼ばれていた。主機は純国産の艦本式タービン2基を搭載。主砲は、荒天時にも対応可能な全周囲シールドを備えた50口径三年式12.7cmC型平射砲を採用した。 水雷兵装は九二式61cm2型4連装水上発射管を装備。竣工時より九三式魚雷(酸素魚雷)を搭載していたほか、九三式水中探信儀(アクティブソナー)や九三式水中聴音機(パッシブソナー)も装備していた。 戦争中期以降、不知火は対水上・対空警戒レーダーを装備したほか、対空機銃を増強し索敵能力や対空戦闘能力が向上した。 ■全長:118.5m ■全幅:10.8m ■乗員:239名 ■排水量:2,752t ■巡航能力 □速力:35.5kt □航続距離:9,260km(18kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式12.7cmC型連装砲:2基 □九六式25mm3連装機銃:4基 □九六式25mm連装機銃:1基 □九六式25mm単装機銃 □九二式61cm2型4連装水上発射管:2基 □九三式魚雷:16本 □九四式爆雷投射機:1基 □九一式爆雷:36個 ■レーダー □仮称2号電波探信儀2型 □三式1号電波探信儀3型 ■ソナー □九三式水中探信儀 □九三式水中聴音機

『不知火』が参加した海戦
真珠湾攻撃 米主力艦隊壊滅!太平洋戦争の始まり
セイロン沖海戦 インド洋で連合艦隊怒涛の攻撃!
ミッドウェー海戦 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦!
レイテ沖海戦 全艦出撃!さらば連合艦隊

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