駆逐艦【蔦/Tsuta】竣工:1921年6月30日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『蔦』

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦【蔦/Tsuta】

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『蔦/つた』は、樅型駆逐艦の14番艦。艦名のは、そのまま植物の蔦に由来している。同名の駆逐艦が他に存在するが、こちらは初代である。1940年4月1日、類別変更により第三十五号哨戒艇に改称。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では海上護衛や哨戒任務に従事した。1942年9月2日、ビコリア島北東にてアメリカ軍機の空襲を受け沈没。

日本海軍:駆逐艦『蔦』の性能

二等駆逐艦 蔦は1920年10月16日に神戸川崎造船所にて起工、1921年6月30日に竣工した。主砲は、日露戦争までの主力艦載速射砲を国産化し改良を加えた45口径三年式12cm砲を採用した。主機は、第三十五号哨戒艇へと改称された太平洋戦争開戦前までに、純国産の艦本式オールギヤードタービン2基へ更新したと推定される。 また、蔦は、開戦直前に甲板上に海軍陸戦隊の居住区として兵員室を設置したほか、後部甲板に大発動艇1隻を搭載した。 ■全長:85.34m ■全幅:7.93m ■乗員:105人 ■排水量:850t ■巡航能力 □速力:18.0kt ■戦時最終兵装 □45口径三年式12cm単装砲:2門 ■搭載艇 □大発動艇:1隻

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