駆逐艦【菱/Hishi】竣工:1922年3月23日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『菱』

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦【栗/Kuri】 ※画像は同型艦『栗』

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『菱/ひし』は、樅型駆逐艦の16番艦。艦名のとは、そのままヒシ科の植物・菱を意味している。同名の駆逐艦が他に存在するが、こちらは初代である。1940年4月1日、類別変更により第三十七号哨戒艇に改称。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)に参戦するも緒戦のバリクパパン沖海戦で大破し、その後はバリクパパン港の防空砲台として使用された。

日本海軍:駆逐艦『菱』の性能

駆逐艦 菱は1920年11月10日に浦賀船渠にて起工、1922年3月23日に竣工した。主砲は、日露戦争までの主力艦載速射砲を国産化し改良を加えた45口径三年式12cm砲を採用した。主機は、第三十七号哨戒艇へと改称された太平洋戦争開戦前までに、純国産の艦本式オールギヤードタービン2基へ更新したと推定される。 また、菱は、開戦直前に甲板上に海軍陸戦隊の居住区として兵員室を設置したほか、後部甲板に大発動艇1隻を搭載した。 ■全長:85.34m ■全幅:7.93m ■乗員:105人 ■排水量:850t ■巡航能力 □速力:18.0kt ■戦時最終兵装 □45口径三年式12cm単装砲:2門 ■搭載艇 □大発動艇:1隻

駆逐艦『菱』が参加した海戦
バリクパパン沖海戦 後の内閣総理大臣も参戦していた!

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