駆逐艦【敷波/Shikinami】竣工:1929年12月24日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『敷波』

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦【敷波/Shikinami】

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『敷波/しきなみ』は、吹雪型駆逐艦の12番艦。艦名の敷波は、しきりに打ち寄せる波を意味し、海上自衛隊あやなみ型護衛艦の4番艦『しきなみ』にも継承された。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では緒戦で活躍し、その後は船団護衛や哨戒活動に従事した。1944年9月12日、アメリカ海軍潜水艦『グロウラー』の雷撃を受け沈没。

日本海軍:駆逐艦『敷波』の性能

駆逐艦敷波は1928年7月6日に舞鶴工作部にて起工、1929年12月24日に竣工した。吹雪型駆逐艦の分類ではⅡ型とも呼ばれる。主機は純国産の艦本式タービン2基を搭載。主砲は、荒天時にも対応可能な全周囲シールドを備え最大仰角を75度へ引き上げた50口径三年式12.7cmB型平射砲を採用した。 魚雷発射管は前艦型同様、一二年式61cm水上発射管を装備したが、魚雷は1935年頃から九〇式に更新された。また、敷波は初めて魚雷発射管にシールドを装備した艦とされている。このシールドにより、荒天時における水上発射管の操作性が向上した。 ■全長:118.5m ■全幅:10.36m ■乗員:219人 ■排水量:1,980t ■巡航能力 □速力:38.0kt □航続距離:9,260km(14kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式12.7cmB型連装砲:3基 □九三式13mm単装機銃:2挺 □一二年式61cm3連装水上発射管:3基 □九〇式魚雷

『敷波』が参加した海戦
バタビア沖海戦 蘭印作戦を成功に導いた海戦!
ミッドウェー海戦 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦!
第二次ソロモン海戦 終わりなきソロモンの攻防
第三次ソロモン海戦 船の墓場と化すソロモン
ビスマルク海海戦 "ダンピール海峡の悲劇"果たされた約束

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