駆逐艦【江風/Kawakaze】竣工:1937年4月30日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『江風』

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦【江風/Kawakaze】

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『江風/かわかぜ』は、白露型駆逐艦の9番艦。ただし改良が加えられているため海風型(改白露型)とも呼ばれた。艦名の江風は、川の上を吹き渡る風、あるいは川から吹いてくる風を意味する。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、数々の作戦や海戦に参加した。1943年8月6日、ベラ湾夜戦にて戦没。

日本海軍:駆逐艦『江風』の性能

駆逐艦は1935年4月25日に藤永田造船所にて起工、1937年4月30日に竣工した。主機は純国産の艦本式タービン2基を搭載。主砲は、荒天時にも対応可能な全周囲シールドを備えた50口径三年式12.7cmC型平射砲を採用したほか、B型単装砲も1基装備した。 水雷兵装は、白露型は日本海軍駆逐艦として初めて4連装水上発射管を装備した。魚雷は九〇式を搭載していたが、開戦直前に九三式(酸素魚雷)に更新された。また、発射管への情報伝達において、伝声管ではなく電話が使われるようになったとされる。 ■全長:111.0m ■全幅:9.9m ■乗員:226名 ■排水量:1,685t ■巡航能力 □速力:34.0kt □航続距離:7,408km(14kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式12.7cmC型連装砲:2基 □50口径三年式12.7cmB型単装砲:1門 □九三式13mm連装機銃:2基 □九二式61cm2型4連装水上発射管:2基 □九三式1型改Ⅱ魚雷:14本 □九四式爆雷投射機:2基 □九五式爆雷:18個 ■ソナー □水中探信儀 □水中聴音機

『江風』が参加した海戦
バリクパパン沖海戦 後の内閣総理大臣も参戦していた!
スラバヤ沖海戦 太平洋戦争初の大規模艦隊戦!
ミッドウェー海戦 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦!
第二次ソロモン海戦 終わりなきソロモンの攻防
南太平洋海戦 米軍いわく「史上最悪の海軍記念日」
ルンガ沖夜戦 不屈の猛将と『高波』が導いた勝利!
ケ号作戦・壱 米軍を騙しつつガダルカナル島撤退
ベラ湾夜戦 切れ者のアメリカ海軍中佐が仕掛けた奇襲!

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